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財務とは何かチャック クレマー /ジョン ケース /ロン リッツト日経BP社 刊...
財務とは何か
チャック クレマー /ジョン ケース /ロン リッツト
日経BP社 刊
発売日 2001-03
企業経営に財務情報をどのように生かしていくか? 経営者にとっては常に頭を悩ませる問題であろう。財務情報の重要性はわかっていても「財務」に関する本は財務諸表を作り上げる方法論であり、財務諸表を作成する専門家のための本であった。しかし他人である専門家が作った財務諸表を眺めたところで、数字が表す会社の実態は見えてこない。ましてや財務情報を生かした将来設定など到底できないであろう。
本書は実際に経営を行っているオーナー経営者のために財務の本質を述べた本である。最大の特徴は、キャッシュフロー損益計算書を含めた財務諸表を「スコアボード」化することで、実際の経営に役立つツールにしている点にある。「スコアボード」からは1年を通した会社の動きがストーリーのように見えてくるし、財務分析をあわせて紹介することで、数字がより詳しく見えてくる。
通常、財務に関する本というと、財務諸表の作成法や分析法に議論が集中していることが多いが、本書は架空の会社を立ち上げて会社経営を行いながら財務の本質を説明していくというユニークなアプローチを取っている。一般の経営者が直面するような問題を次々に解決していく様は臨場感にあふれており、財務を毛嫌いしているオーナー経営者に一読することをおすすめしたい。(大田真子)
平易、網羅的、且つ実践的 2003-12-14
非常に良いです。基本的な内容を網羅しながら、最終的には実践で役立つであろうツールの紹介をしています。バランスシート、損益計算書、キャッシュフロー計算書のそれぞれの関連を数字のつながりで説明した「財務スコアボード」や、ROAとROE、資産回転率の相関を示した「ROAグラフ」などは、まさに明日から使える実践ツールです。他のレビューアが述べているように、訳に不満はありますが、それなりの基礎知識があれば惑わされることは無いでしょう。原書も読みたくなりました。
訳さえマトモなら… 2003-11-02
財務の初心者でも読みやすい、非常に良くできた本だ。基本的な単語だけ、「決算書の読み方」系の本を読んで確認しておけばもっと読みやすくなると思う。内容は非常に素晴らしいが、訳が非常に下手で辟易する。その分だけ星一つダウン。
管理←数字 2003-08-08
「会社経営の管理とか会社活動の評価に数字を用いたい。
なぜなら、他社とか期間 と比較ができるから。
じゃあ、どんな仕組みにしたらいいのだろ?」
ってことから出来たのが簿記→財務諸表だと思ってました。
そうすると、すげー とか 使えるじゃん! って評価になるのですが、
そこのところをすっ飛ばして
「よくわかんないけど大事そうだから大事って言っとこう」
と繰り返された結果、
■わけわかんねーとか■つかえねーとか■こうしたらいいじゃん!
ってな否定的な評価が蔓延する事態になってるんだと思います。
この本はその辺を適度に元の意図にさかのぼりながら効率・バランスよく理解させてくれます。
■損益計算書はドルマークに目がくらまされるが、どっちかというと契約ベース、計算ベースのモノとか、
■ROAを無差別曲線で示すとか、
■各項目がお互い関連をもってると理解したうえで予算を作成するとか。。
モブレーマトリックス(c)と同じように
わかっちゃいるけどそれを簡潔に説明しているという点で
良い本です。
絶賛!目からウロコ 2003-03-02
ハッキリ言って「訳」は上手とは言えません。
大変に読みにくいですし、文章を理解するのに苦労する部分が多々有ります。
また、日本の会計との違いもあり理解に苦しむ部分もあります。
それでも、それでも、私は絶賛します。
「目から鱗が落ちる」と言う言葉を思い出します。
正にこの本の事でしょう。
私は関連する多くの本を読みましたが、この本を読みながら頭の中に稲妻が走るような思いがしました。
「モブレーマトリクス」が実践で何処まで応用できるのか、私は悪戦苦闘中です。
但し、楽しみながら、ワクワクしながら。
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